第19巻、ジャケット2。

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よく言われるカントリージャケットは、英国のカントリーサイドで狩猟や釣りなど様々なロケーションで着用されるジャケットです。
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中でも有名なのがノーフォークジャケットです。
ノーフォークの名前の由来はノーフォーク公が最初に着たからとも、 イギリスのノーフォーク地方に由来するとも言われています。 ノーフォーク地方で エドワード7世が主催したスポーツサークルで1860年代にノーフォークジャケットが流行しました。
ノーフォークジャケットはルーズなシルエットで、後身頃と前身頃にボックスプリーツが入っていて、肩にはヨークが当てられています。 共布のベルトで留められていますが、ハーフベルトのものもありまます。男性のスポーツ用ジャケットとして利用されましたが、現在は主に軍や警察の制服として利用されています。元々はシューティングコートとして制作され、肘を上げて銃を構える時に束縛されないようになっています。
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他にもハンティングジャケット、狩猟用のジャケットは肩に当て布が付いているのが特徴です。また腕の稼働性を良くするためにせにアクションプリーツ(背中のプリーツ)が付いたものやエルボパッチ(肘当て)が付いたものも多く見られます。
アクションプリーツ
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ハッキングジャケットは乗馬スポーツ用の上着で 、ウエストをフィットさせたシルエットに、裾はベンツ入りでフレアーなデザインになっています。乗馬の時に手が入りやすいように、腰ポケットを斜めに作り、スラント・ポケット、オブリーク・ポケットと言います。
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細かいディテールで言うとスロートタブ、ハッキングジャケットやノーフォークジャケット等に用いられる事の多い衿先のタブ。テーラード・カラーをタブに付けられたボタンホールと衿裏のボタンで、のど元まで閉じることが出来るようになります。 またポケットもアウトポケット、パッチ&フラップ、やプリーツポケット、ベローズ=ふいごポケットなどポケットにタップリものが入るものがあります。
スロートタブ
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ベローズポケット
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こういったカントリージャケットのデザインを上手く取り入れたラグジュアリームードのジャケットってカッコいいですね。またフランスの画家が絵を描くときに着るジャケットで、カバンっていうジャケットがあって、カバーオールのようなデザインなのですが、リラックスした雰囲気でカッコいいです。

ヨーロッパ特にイギリスのジャケットって色の感覚が日本人と違って、髪の色や肌の色の関係もあるんでしょうが、ゴールドというか、黄色と言うかのベースの色に、血の色みたいなウインドペインが好きだったり、コートのところで話したローデン=濃いグリーンが好きだったり。ヨーロッパで見るといい色だなと思うんですが、日本に帰って見ると「なんだこれ」ってなることが多々あります。空気も影響すんのですかね。

まあ、スーツと違って余裕というか、リラックス感があるのがジャケットの特徴です。コーディネイトアイテムも色々あって楽しめますし、もっと多くの人にビジネスシーンでも着てもらいたいものです。
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